太陽光発電の保証・アフターサービス
メーカーの保証体制
太陽光発電は設置したらそれで終わり。というわけにはいきません。太陽光発電システムは価格も高く、長期にわたって運用
していくものですので、当然リスクも伴います。その不安を解消するためにはメーカー選びが非常に重要になってきます。太陽光
システム導入時に導入後のメーカー保証体制やアフターサービスについても知っておくことで、万が一、トラブルが起こった場合
にもスムーズに対応でき、安心・安全に太陽光発電を行うことができます。
メーカーの保証タイプは有償タイプと無償タイプの2つに分けられます。主要メーカーの太陽光発電システムには、無償のタイ
プで最低10年の保証が付いています。最近では、10年間の無償保証を有償もしくは無償で、15年に保障期間を延長するメー
カーも増えてきています。この保証の中には太陽光パネルのほかにパワーコンディショナーなどの周辺機器も含まれています。
しかし、周辺機器の中でモニターや昇圧機は対象外となっていたりするので、注意しましょう。
火災や落雷・風雪被害など自然災害により太陽光発電システムが故障した場合に備えて、ほとんどのメーカーは修理や取替
によって正常な状態に戻す費用を10年間補償・補填する制度を用意しています。この補償についても、無償のメーカーと有償の
メーカーがありますので、見積の比較の際には留意しましょう。
メーカーの定期点検は基本的に有料となっています。販売施工業者がアフターサービスとして有償もしくは無償で実施する
ケースが多いので、見積の比較検討の際に、定期点検の回数や頻度、有償か無償かどうかの確認を忘れずにチェックしましょ
う。